ヘルメット及び安全帯の点検・交換について
皆様におかれましては現場内及び工場内にて安全対策に最新の注意を払って頂いていることとは存じますが、今一度ヘルメット及び安全帯(現名称は墜落制止用器具)の点検をお願い致します。
作業安全ヘルメットの交換時期は、素材によって異なりますが、使用開始後3年(FRP製は5年)が目安となっています。
また、点検により異常が認められたヘルメットや、一度でも大きな衝撃を受けたヘルメットは使用を中止し交換してください。
墜落制止用器具(安全帯)の使用期限についても法令では決められていないため、メーカーの業界団体である安全帯研究会の自主基準では、ロープ、ランヤード、ストラップで使用開始から2年、これ以外のものについては3年で交換することと決められています。
墜落制止用器具(安全帯)についても点検により異常が確認された場合や、一度でも大きな衝撃を受けたものは直ちに使用を中止し、新しいものに交換してください。
ヘルメット及び墜落制止用器具(安全帯)は命を守る重要な装備です。使用前に異常がないか入念に点検し、正しく使用することで、万が一事故が発生した場合でも損傷を最小限に抑えることができます。
各社におきましては、乗務員の使用してるヘルメット及び墜落制止用器具(安全帯)を点検して頂き、使用歴の長い物や傷のある物があれば適宜新品と交換して使用する様、お願い致します。